競売と任意売却

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競売と任意売却

競売を避ける方法として個人再生以外に「任意売却」という方法があります。
この任意売却とは担保物件が競売にかかる前に債権者の同意を得て、担保不動産を一般売却するというものです。
任意売却は、ローンの支払いが滞り銀行と今後の返済について話し合う場合に、金融機関のほうからも勧められる場合があります。
ということは金融機関側も任意売却に決して否定的ではないということです。
競売にかかると相場の8掛けで落札されれば良い方で、ここ数年は7掛け6掛けが当たり前の世界になっています。
金融機関としても担保物件が少しでも高く売れたほうが資金回収率も上がり好都合なのです。競売より高く売れるなら金融機関も任意売却を行うことに同意します。

また、債務者にとっての任意売却のメリットは、任意売却処理後の借金の返済に柔軟に対応してもらえるという点です。ただしこれは、任意売却を請負う不動産業者にどれだけ力があるかにかかっています。
任意売却を依頼する場合は、任意売却後の残債の返済についてはどうなるかをしっかり確認してから媒介契約を結ぶようにしてください。一般的に、残債の返済は、任意売却後の生活が破綻しないような柔軟な返済額で手を打てるように動いてもらえます。
債務者にとってはここにメリットがなければ、任意売却も競売も変わらなくなりますので注意してください。
競売決定通知がきてからでも、任意売却を進めていくことは可能でしたが、年々、競売の手続きは早まっていて任意売却が間に合わない場合もでてきています。
物件の販売準備期間も合わせて考えると、遅くとも金融機関との面談の段階が任意売却を考えるタイミングですので、返済が厳しくなってきたら早めに動いた方が良いでしょう。